特集 卵巣癌の手術up to date
11.鏡視下手術(腹腔鏡・ロボット補助)の今後の展開
馬場 長
1
,
堀江 昭史
1
,
村上 隆介
1
,
安彦 郁
1
,
近藤 英治
1
,
濵西 潤三
1
,
万代 昌紀
1
T. Baba
1
,
A. Horie
1
,
R. Murakami
1
,
K. Abiko
1
,
E. Kondo
1
,
J. Hamanishi
1
,
M. Mandai
1
1京都大学大学院医学研究科器官外科学講座婦人科学・産科学
pp.527-533
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000433
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子宮頸癌・子宮体癌に対する鏡視下手術が保険ないし先進医療で認められ,卵巣癌に対しても鏡視下手術の導入・適応拡大が期待されている。広範囲に及ぶ病変の根治的切除は容易でなく,腹腔鏡・ロボット手術それぞれに手技上の限界もあり,安易な適応拡大は慎む必要はあるものの,鏡視下手術と悪性腫瘍手術をすでに取り扱っている施設では安全性と有用性が期待できる術式もあり,今後の発展性が期待される。
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