特集 迫り来る2020:新規保険収載へのロードマップと適正運用
各論:外保連
11.ロボット支援下広汎子宮全摘術
堀江 昭史
1
,
砂田 真澄
1
,
万代 昌紀
1
A. Horie
1
,
M. Sunada
1
,
M. Mandai
1
1京都大学医学部婦人科学産科学教室
pp.1365-1368
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001065
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婦人科におけるロボット支援下手術については,腹腔鏡下腟式子宮全摘術,および腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)がロボット手術に保険適用されている。広汎子宮全摘術は先進医療として実施されているものの,いまだ保険収載されていない。本稿では,広汎子宮全摘術における開腹手術,腹腔鏡手術に対するロボット手術の優位性や安全な運用法対策などについて論じる。また,教育においては術者教育の現状と課題,さらにロボット手術による手術教育のパラダイムシフトや認定制度についても詳細に述べたい。
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