症例
ミトコンドリア脳筋症者への生命力の消耗を最小にした生活過程を整える援助
高尾 智也
1,3
,
大橋 佳代
2,3
,
寺脇 美恭
2,3
,
坂本 美優
2,3
,
覚野 萌杏
2,3
1 姫路聖マリア病院小児外科
2 姫路聖マリア病院看護部
3 重度障害総合支援センタールルド
キーワード:
ミトコンドリア脳筋症
,
mitochondrial encephalomyopathy with lactic acidosis and stroke-like episodes
,
MELAS
,
多職種連携
,
経管栄養
Keyword:
ミトコンドリア脳筋症
,
mitochondrial encephalomyopathy with lactic acidosis and stroke-like episodes
,
MELAS
,
多職種連携
,
経管栄養
pp.71-74
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000000734
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ミトコンドリア脳筋症は,神経難病疾患の一つであり,ミトコンドリア内のエネルギー代謝障害に起因する中枢神経症状や骨格筋症状のみならず,心伝導障害,肝機能障害,腎障害,糖尿病,消化管機能障害など,全身臓器の機能障害をきたす疾患である1)~3).今回,われわれは進行性の病気を抱えながら生活している利用者に対して,多職種で連携し症状に応じたかかわりを行い,良好な生活の質(quality of life:QOL)が得られたので報告する.
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