Japanese
English
特集 骨端症の現状と実際
骨盤骨端症と裂離骨折
Apophysitis and apophyseal avulsion fracture of the pelvic in pediatric and adolescent athlete
柿崎 潤
1
Jun KAKIZAKI
1
1千葉県こども病院,整形外科
キーワード:
Pelvic
,
Apophyseal avulsion fracture
,
Apophysitis
Keyword:
Pelvic
,
Apophyseal avulsion fracture
,
Apophysitis
pp.1253-1257
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002280
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要旨:骨盤骨端症や裂離骨折は,X線像で所見が得られることも多いが,所見に乏しいときはMRIを撮像し,画像所見を得るようにする。成長期のX線像は,骨成熟過程の正常像と異常像との鑑別がつかないことも多いため,画像所見と症状や診察所見を合わせて診断する。骨端症は通常,短期間の安静とストレッチングで改善が得られる。裂離骨折は転位のないものや転位が少ないものは安静や免荷から始まり,段階的な復帰を目指す保存治療を行うが,15mm以上の転位を認める場合や症状が残存した場合には,手術治療を行う。
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