症例
野球少年に生じたPanner病の1例
早川 光
1
,
小笹 泰宏
1
,
成田 有子
2
,
射場 浩介
1
,
山下 敏彦
1
1札幌医科大学医学部,整形外科学講座
2帯広協会病院,整形外科
キーワード:
Pannerʼs disease
,
Osteochondrosis
,
Apophysitis
Keyword:
Pannerʼs disease
,
Osteochondrosis
,
Apophysitis
pp.1041-1043
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000090
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野球歴のある7 歳男児のPanner 病を経験した。初診時は上腕骨小頭骨端核の骨透亮像は限局しており,離断性骨軟骨炎と診断した。その後の経過で,骨端核全体の分節化が出現したためPanner 病との診断に至った。安静,生活指導による保存加療を行い症状は消失し,7 カ月後より投球練習を開始,最終経過観察時には制約なく野球が可能となった。
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