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特集 整形外科におけるダイバーシティ
整形外科とダイバーシティ
-―学会としての取り組み―
Gender diversity in Japanese orthopaedic surgeons;efforts of the Japanese Orthopaedic Association
新関 祐美
1
,
山内 かづ代
2
,
堀井 恵美子
3
Yumi NIIZEKI
1
,
Kazuyo YAMAUCHI
2
,
Emiko HORII
3
1草加市立病院,整形外科
2千葉大学大学院医学研究院,地域医療教育学
3関西医科大学,整形外科学講座
キーワード:
Gender diversity
,
Orthopaedic surgery
,
Gender equality
Keyword:
Gender diversity
,
Orthopaedic surgery
,
Gender equality
pp.857-862
発行日 2022年6月1日
Published Date 2022/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002185
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要旨:昨今,女性医師の割合が増加しているが,整形外科におけるその数は非常に少なく,全診療科中2番目に低い。整形外科を選ぶ若手男性医師も減少している。男性・女性にかかわらず,若手医師が魅力を感じる整形外科をつくっていくことが重要である。日本整形外科学会男女共同参画委員会では「第1回女性医師の現状に関するアンケート調査」をまとめ,2019年度ホームページを設置し,広報室ニュース「JOYFUL通信」の連載を開始した。これにより女性会員の活躍を発信し,研修医・医学生に整形外科の魅力をアピールしている。2021年度には女性理事が2名誕生した。今後,整形外科医が生き生きとした活動を続け,より多くの若手医師が整形外科医を目指すような魅力的な科にするため,上記活動を強化するとともに,① 取り組み指標の設定,② イクボス理念・男性育休の普及に努め,男女ともに仕事とプライベートの両立をサポートする職場環境を推進したい。
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