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特集 東京2020:整形外科医には何ができるか?
病院・診療所における東京オリンピックに向けた外国人患者受入れ体制の整備
-—外国人患者診療に関する諸問題とその対応—
Development of patient support system in hospitals/clinics for the Tokyo Olympic and Paralympic games 2020
二見 茜
1
,
大原 敏之
2
,
古賀 英之
2
Akane FUTAMI
1
,
Toshiyuki OHARA
2
,
Hideyuki KOGA
2
1東京医科歯科大学医学部附属病院,国際医療部
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科,運動器外科学分野
キーワード:
Travel health
,
Medical interpreter
,
Medical expenses
Keyword:
Travel health
,
Medical interpreter
,
Medical expenses
pp.1239-1246
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000001026
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要旨:2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けた医療機関における外国人患者受入れ体制は喫緊の課題である。外国人患者も応召義務の対象であり,安全に治療を行うためには,多職種が連携した言葉の壁,多文化や宗教への配慮,未収金対策が重要である。外国人患者の受入れ体制を整備することは,患者のためのサービスでもあるが,職員の業務負荷軽減や医療安全の確保,訴訟やトラブル予防することにもつながる。
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