特集 食道癌機能温存手術の最新知見と手術手技
Ⅱ.各論(手術手技) 1)機能温存を重視した頸部リンパ節郭清
角田 茂
1
,
錦織 達人
1
,
奥村 慎太郎
1
,
久森 重夫
1
,
坂本 享史
1
,
小濵 和貴
1
1京都大学消化管外科
キーワード:
頸部リンパ節郭清
,
食道癌
,
No.104
Keyword:
頸部リンパ節郭清
,
食道癌
,
No.104
pp.1741-1748
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004105
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食道癌は,比較的早期から縦隔にとどまらず腹部・頸部も含めた広範囲にリンパ節転移をきたしやすく,わが国では局所制御を目指してリンパ節郭清を拡大する方向で術式開発が行われてきた。1980年代初頭より,それまでの中下縦隔・腹部リンパ節郭清に上縦隔リンパ節の徹底郭清,頸部傍食道リンパ節(No.101)と鎖骨上リンパ節(No.104)の頸部リンパ節郭清を追加する拡大郭清が開発され報告されてきた1, 2)。
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