特集 食道癌機能温存手術の最新知見と手術手技
Ⅱ.各論(手術手技) 4)機能温存を重視した中下縦隔リンパ節郭清
野間 和広
1
,
田辺 俊介
1
,
藤原 俊義
1
1岡山大学消化器外科
キーワード:
食道癌
,
胸腔鏡下食道切除
,
中下縦隔リンパ節郭清
Keyword:
食道癌
,
胸腔鏡下食道切除
,
中下縦隔リンパ節郭清
pp.1769-1775
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004108
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わが国における食道癌根治手術においては,近年,胸腔鏡手術・ロボット支援手術を代表とする低侵襲化された内視鏡外科手術が普及してきている。開胸手術が主であった時代に比して,拡大視効果によるより微細な解剖が認識できるようになり,手術手技の精度が向上し安全性が高くなってきている。術後の合併症の低減および長期的なQOL(quality of life)の維持向上のため,より精緻な手術を行い機能温存に努めるべきであることは言うまでもない。
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