特集 肝移植手術を再考する
アメリカにおける肝移植医療の現状
藤木 真人
1
,
日下部 治郎
1
,
土井 淳司
1
,
佐々木 一成
2
,
橋元 宏治
1
1Department of General Surgery, Digestive Disease Institute, Cleveland Clinic
2Division of Abdominal Transplant, Department of Surgery, Stanford University
キーワード:
Acuity circles
,
Ex-situ machine perfusion
,
切除不能大腸癌肝転移
Keyword:
Acuity circles
,
Ex-situ machine perfusion
,
切除不能大腸癌肝転移
pp.9-18
発行日 2023年1月15日
Published Date 2023/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003112
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
米国における肝移植件数は年度を追って増加し,脳死ドナー以外のグラフト使用率も上昇している(図1)。近年,米国の肝移植を取り巻く環境には,さまざまな変化があった。そのなかには,アロケーションシステムの変更があり,各施設がその対応に追われることとなった。日米の違いにも注目しながら,米国肝移植医療における最近の変化と興味深い知見について,当施設の経験も織り交ぜて報告する。
Copyright © 2023, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.