第44回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/神戸 《シンポジウム》DPC導入と(急性期)リハビリテーション医療―座長/里宇 明元・水間 正澄
アメリカの現状,将来の日本
吉田 清和
1,2,3
1関西医科大学リハビリテーション科
2前ウィスコンシン医科大学
3前ノースウェスターン大学リハビリテーション科(RIC)
pp.275-277
発行日 2008年5月18日
Published Date 2008/5/18
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アメリカ国民の医療保険
US Census Bureauによると2005年には約68%の国民は民間保険,約27%は政府の保険であった.政府のもの27%中14%はMedicare,13%はMedicaidであった.Medicareとは65歳以上の老人医療保険で,連邦政府が100%負担し,リハビリテーション(以下,リハ)入院患者のおおよそ70%を占める.民間保険はMedicareが出す方針にほとんど追従する.一方Medicaidとは低所得者を対象とし,連邦政府と州政府で半々に負担,リハ入院患者のわずかを占め,主に小児リハ,脊髄損傷などである.
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