特集 形成外科医に学ぶ手術手技─消化器・一般外科医が知りたいコツと工夫
Ⅱ.形成外科の基本手技 4)腹壁再建
佐久間 恒
1
,
田中 一郎
2
,
矢澤 真樹
3
,
松井 淳一
4
1東京歯科大学市川総合病院形成外科
20歳からの頭のかたちクリニック
3慶應義塾大学形成外科
4東京歯科大学市川総合病院外科
キーワード:
腹壁再建
,
腹壁瘢痕ヘルニア
,
皮弁形成
Keyword:
腹壁再建
,
腹壁瘢痕ヘルニア
,
皮弁形成
pp.1845-1853
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003041
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腹壁の欠損は主に腹壁腫瘍,腹腔内腫瘍に続発する腹壁浸潤の拡大腫瘍切除時や腹壁瘢痕ヘルニアの際に生じる。小範囲の欠損であれば一次縫縮が可能であるが,縫縮困難な場合や縫縮により術後腹壁瘢痕ヘルニアの再発が懸念される場合は自家組織または人工物を用いた再建を考慮しなければならない。本稿では腹壁の解剖および代表的な再建方法ついて詳述する。
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