手術手技
胆嚢癌における腹腔鏡下胆嚢摘出術と術中イメージング
平下 禎二郎
1
,
岩下 幸雄
1
,
中沼 寛明
1
,
増田 崇
1
,
遠藤 裕一
1
,
猪股 雅史
1
1大分大学消化器・小児外科
キーワード:
胆嚢癌
,
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
NBI
Keyword:
胆嚢癌
,
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
NBI
pp.1053-1058
発行日 2020年6月15日
Published Date 2020/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001753
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胆嚢癌の外科治療方針は,その深達度や部位に応じて決定される。一般的にT1a~T1bに対しては胆嚢摘出術が行われ,漿膜下層浸潤を伴うT2は脈管侵襲の可能性を考慮し,拡大手術が必要とされる。さらに進行した場合は肝切除や膵頭十二指腸切除を含めた拡大手術を要すことがある。このように胆嚢癌は壁深達度により大きく治療法が異なるが,その治療方針に関して一定のコンセンサスがないのが現状である。
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