発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011257493
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胆嚢結石症、胆嚢ポリープに対して、単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術(SILC)施行した11症例と同時期に腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)を施行した27症例を比較検討した。平均年齢はともに60歳であった。SILC群はLC群よりも術前の白血球数、CRP値、T-Bil値が有意に低かった。手術時間はSILC群で有意に長かったが、術中出血量や術中胆嚢損傷に関しては有意差を認めなかった。術後成績は、両群間で有熱期間、食事開始までの日数、合併症に有意差を認めなかった。術後在院日数はSILC群で有意に短かった。
©Nankodo Co., Ltd., 2011