特集 外科解剖に基づく腹腔鏡下横行結腸癌手術
右側横行結腸癌に対するD3リンパ節郭清を伴う腹腔鏡下結腸右半切除術
大島 隆一
1
,
國場 幸均
1
,
根岸 宏行
1
,
久恒 靖人
1
,
四万村 司
1
,
大坪 毅人
2
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器・一般外科
2聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科
キーワード:
横行結腸癌
,
腹腔鏡下結腸右半切除
,
小切開先行腹腔鏡手術
Keyword:
横行結腸癌
,
腹腔鏡下結腸右半切除
,
小切開先行腹腔鏡手術
pp.1173-1181
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001303
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2019年版の大腸癌治療ガイドライン1)では,「横行結腸癌に対する腹腔鏡手術は高難度であり,解剖学的特性に支配血管根部周囲の郭清手技の難度を考慮して適応を決定する」と記載されている。しかし,近年,血管の分岐形態の把握および腹腔鏡手術手技の向上に伴い,横行結腸の早期癌から進行癌に対しても手術適応が拡大されつつある。
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