特集 急性腹症の外科手術2018
虚血性腸疾患の腹腔鏡・開腹手術における術中腸管血流評価
坂本 宣弘
1
,
髙橋 広城
1
,
田中 達也
1
,
社本 智也
1
,
小林 勝正
1
,
瀧口 修司
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科消化器外科学
キーワード:
虚血性腸疾患
,
血流評価
,
ICG 蛍光法
Keyword:
虚血性腸疾患
,
血流評価
,
ICG 蛍光法
pp.293-298
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000598
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急性腹症,とりわけ虚血性腸疾患術中の腸管虚血評価に関しては,明らかな推奨はなく,依然として術者の主観的評価によるところが大きいと考えられ,また評価法も定まっていない。造影MDCT(multi detector-row CT)は,感度・特異度とも高く,手術適応の決定に不可欠であるが,手術野では施行困難である1)。
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