手術手技
食道胃接合部癌に対する下縦隔立体構造を意識した 腹腔鏡下リンパ節郭清と逆流防止を意識した 偽fornix・His角形成を伴う食道胃管吻合法
裏川 直樹
1
,
金治 新悟
2
,
中村 哲
2
,
鈴木 知志
2
,
掛地 吉弘
2
1大阪府済生会中津病院外科・消化器外科
2神戸大学食道胃腸外科
キーワード:
食道胃接合部癌
,
下縦隔リンパ節郭清
,
食道胃管吻合法
Keyword:
食道胃接合部癌
,
下縦隔リンパ節郭清
,
食道胃管吻合法
pp.1645-1649
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000409
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食道胃接合部癌は近年,増加傾向にあり,切除術式選択や至適リンパ節郭清範囲などを中心に議論がなされている。2013年には日本胃癌学会・食道学会合同でのワーキンググループによる「食道胃接合部癌の至適リンパ節郭清範囲を検討するための全国調査」が行われ,長径4 cm以下の腫瘍に対する至適リンパ節郭清範囲のリンパ節郭清アルゴリズムが示された1)。
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