Japanese
English
症例
ネコカフェが感染契機と考えたケルスス禿瘡の1例
Kerion celsi considered to be infected at a cat cafe
津田 貴子
1
,
渡邉 淑識
1
,
梅澤 慶紀
1
,
朝比奈 昭彦
1
Kiko TSUDA
1
,
Yoshinori WATANABE
1
,
Yoshinori UMEZAWA
1
,
Akihiko ASAHINA
1
1東京慈恵会医科大学,皮膚科学講座(主任:朝比奈昭彦教授)
キーワード:
ケルスス禿瘡
,
Microsporum canis
,
ネコ
Keyword:
ケルスス禿瘡
,
Microsporum canis
,
ネコ
pp.511-514
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005735
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9歳,男児のケルスス禿瘡を経験した。起因菌をMicrosporum canis(M. canis)と同定し,イトラコナゾール100mgを約4カ月間投与して略治した。ケルスス禿瘡は,小児の頭部に生じる真菌感染症で,M. canisが原因菌であることが多い。同菌はネコ,イヌなどの動物から感染することが多いことも知られている。自験例ではペットの飼育歴は認めなかったが,ネコカフェに訪問する習慣があったことが判明し,同場所での接触が原因と考えられた。詳細に問診をとることが,本症の診断の一助となると考えられた。

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