Japanese
English
特集 薬疹
皮疹部位のパッチテストで陽性を示したアセトアミノフェンによる多発性固定薬疹の1例
Multiple fixed drug eruption due to acetaminophen with positive patch test at the area of skin rash
三間 芳人
1
,
大塚 勤
1
,
江波戸 一平
1
Yoshihito MIMA
1
,
Tsutomu OTSUKA
1
,
Ippei EBATO
1
1国際医療福祉大学病院,皮膚科(主任:大塚 勤部長)
キーワード:
多発性固定薬疹
,
アセトアミノフェン
,
小児
,
パッチテスト
,
ウイルス感染
Keyword:
多発性固定薬疹
,
アセトアミノフェン
,
小児
,
パッチテスト
,
ウイルス感染
pp.1328-1329
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004742
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現病歴 2023年4月の発熱時に体幹部に紅斑が出現した。近医にて抗ヒスタミン薬内服とstrongクラスのステロイド外用にて改善した。同様のエピソードが6月と9月にもあり,精査目的で9月当科を初診した。初診時,紅斑はすべて色素沈着化し,小児で家族の生検希望もなく経過観察とした。10月中旬再度発熱し,同様の紅斑が体幹に多発し,当科を再診した。
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