今月の臨床 婦人科外来処方オールインワン
鎮痛薬—NSAIDs,アセトアミノフェン,プレガバリン
田中 智子
1
,
大井 良之
2
1荒木記念東京リバーサイド病院産婦人科
2荒木記念東京リバーサイド病院麻酔科
キーワード:
鎮痛薬の使い方
,
NSAIDs
,
アセトアミノフェン
,
プレガバリン
Keyword:
鎮痛薬の使い方
,
NSAIDs
,
アセトアミノフェン
,
プレガバリン
pp.154-160
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800020154
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POINT
●痛みは急性痛と慢性痛に分けられ,心因的要因のほか,身体的要因は侵害受容性疼痛,神経障害性疼痛,痛覚変調性疼痛に分けられる.
●NSAIDsは全身組織(中枢・末梢)でのCOX-1およびCOX-2活性を阻害し,解熱・鎮痛・抗炎症作用を発揮する.血栓発症リスクの増加や頻回使用での薬物乱用頭痛に注意が必要.
●アセトアミノフェンの鎮痛作用機序は明らかではないが,中枢神経系を介した鎮痛効果であると考えられている.抗炎症効果はほとんどなく,低用量ピルとの併用では鎮痛効果は減弱する.
●プレガバリンは,興奮性神経伝達物質の放出を抑制するとともに,下行性疼痛抑制系を賦活し,鎮痛効果を現す.海外では全般性不安障害の不安軽減にも効果が認められ,適応が取得されている.

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