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一般用医薬品に配合されたイソプロピルアンチピリンによるアナフィラキシーショックの1例
Anaphylactic shock due to isopropylantipyrine contained in over-the-counter drug
神﨑 美玲
1
,
須能 正視
1
,
遠藤 瑠璃子
1
,
長友 一樹
2
Mirei KANZAKI
1
,
Masami SUNO
1
,
Ruriko ENDO
1
,
Kazuki NAGATOMO
2
1水戸済生会総合病院,皮膚科(主任:神﨑美玲主任部長)
2ひたちなか総合病院,救急総合内科
キーワード:
イソプロピルアンチピリン
,
ピリン系
,
一般用医薬品
,
アナフィラキシーショック
,
内服誘発試験
Keyword:
イソプロピルアンチピリン
,
ピリン系
,
一般用医薬品
,
アナフィラキシーショック
,
内服誘発試験
pp.1748-1749
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002910
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現病歴 朝食にロールケーキとコーヒーを摂取し,自家用車で出勤した。降車する直前,歯痛に対して一般用医薬品のピリン系解熱鎮痛薬(セデス®・ハイ)1)を久しぶりに内服した。駐車場から職場まで5分ほど歩いていたところ,気分不快,全身の紅斑が出現して救急搬送された。呼吸器症状や消化器症状はなかったが,到着時の意識レベルⅡ-10,血圧 67/32mmHgと低下しており,アナフィラキシーショックとして加療された。症状が軽快した後,精査のため当科を紹介受診した。
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