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多発性皮膚表在型血管粘液腫より診断に至ったCarney複合の1例
玉理 紗帆
1
,
壷井 聡史
1
,
田中 麻衣子
1
,
河合 幹雄
1
,
秀 道広
1
,
有廣 光司
2
Saho TAMARI
1
,
Satoshi TSUBOI
1
,
Maiko TANAKA
1
,
Mikio KAWAI
1
,
Michihiro HIDE
1
,
Koji ARIHIRO
2
1広島大学病院,皮膚科(主任:秀 道広教授)
2同,病理診断科
pp.1959-1960
発行日 2018年12月1日
Published Date 2018/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001105
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現病歴 15歳時,右大陰唇と乳頭の常色結節に気づき,当科にて切除され,表在型血管粘液腫と診断された。20歳頃,右眉毛と左耳介に弾性軟の小結節が出現し,21歳時に右大陰唇に常色結節が再発した。23歳時に右内眼角に米粒大の弾性軟の小結節が出現し,さらに腹部にも同様の皮下腫瘤を自覚し,当科を再診した。
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