Japanese
English
症例
生下時より脂腺母斑上に存在していた乳頭状汗管囊胞腺腫の1例
Syringocystadenoma Papilliferum on Sebaceous Nevus in a Newborn Baby
岡 愛菜
1
,
安田 正人
1
,
須藤 麻梨子
1
,
岸 史子
1
,
高橋 亜由美
1
,
山中 正義
1
,
石川 治
1
Aina OKA
1
,
Masahito YASUDA
1
,
Mariko SUTO
1
,
Chikako KISHI
1
,
Ayumi TAKAHASHI
1
,
Masayoshi YAMANAKA
1
,
Osamu ISHIKAWA
1
1群馬大学大学院医学系研究科,皮膚科学(主任:石川 治教授)
キーワード:
乳頭状汗管囊胞腺腫
,
生下時
,
脂腺母斑
,
二次性腫瘍
Keyword:
乳頭状汗管囊胞腺腫
,
生下時
,
脂腺母斑
,
二次性腫瘍
pp.249-252
発行日 2018年2月1日
Published Date 2018/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000582
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日齢6日,男児。出生時から頭部に腫瘤があり,生検組織所見より新生児の脂腺母斑上に生じた乳頭状汗管囊胞腺腫(SCAP)と診断した。2歳時,全身麻酔下に切除縫縮したが,全切除標本にはSCAPの所見はみられなかった。SCAPの年齢分布は各年齢層に及ぶが,生直後の生検でSCAPと診断し,組織学的な経時変化をみた報告はこれまでなく,貴重な症例と考えた。
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