特集 膠原病
好酸球性筋膜炎の1例
佐藤 愛
1
,
米田 真梨恵
,
満尾 晶子
,
磯野 伸雄
,
千葉 由幸
1国立病院機構災害医療センター 皮膚科
キーワード:
Prednisolone
,
四肢
,
生検
,
経口投与
,
筋膜炎-好酸球性
Keyword:
Administration, Oral
,
Biopsy
,
Extremities
,
Prednisolone
pp.230-231
発行日 2016年2月1日
Published Date 2016/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2016168070
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44歳男。両上下肢の皮膚硬化を主訴に、近医整形外科、当院総合内科および膠原病・リウマチ内科を経て当科を受診した。初診時、両前腕・大腿の硬化性浮腫と表在静脈に一致した皮膚陥凹を認めた。臨床経過および皮膚生検の結果、好酸球性筋膜炎と診断した。プレドニゾロンの内服を開始したところ、8週後には皮膚硬化がわずかに軟化し、現在も内服を継続しているが、症状の悪化なく経過している。
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