臨床
起立時疼痛を感じる変形性膝関節症患者に対するスクワット運動の効果
戸田 佳孝
1
,
寺林 有美子
1戸田整形外科リウマチ科クリニック
キーワード:
X線診断
,
足
,
膝関節
,
疼痛測定
,
分散分析
,
医療中止患者
,
関節痛
,
治療成績
,
準ランダム化比較試験
,
変形性膝関節症
,
レジスタンストレーニング
,
視覚アナログ尺度
,
患者重症度
,
起居動作
,
内転運動
Keyword:
Analysis of Variance
,
Foot
,
Knee Joint
,
Pain Measurement
,
Patient Dropouts
,
Radiography
,
Controlled Clinical Trials as Topic
,
Treatment Outcome
,
Arthralgia
,
Osteoarthritis, Knee
,
Resistance Training
,
Patient Acuity
,
Visual Analog Scale
pp.329-333
発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00767.2016278433
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椅子からの立ち上がり時に疼痛のあった69例(男性14例、女性55例、平均年齢67.1±10.1歳)を対象に、足部内旋コーナースクワットを指導する群(指導あり群:34例)としない群(指導なし群:35例)に分け、治療成績を比較した。また、すべての患者にヒアルロン酸を1週ごとに5回関節注入した。その結果、4週間の治療を達成した症例は、両群ともに33例であった。椅子からの立ち上がり時の痛みは、指導あり群の方が有意に高い改善率であった。Lequesne重症度指数の改善点数および膝の痛みに関するVASの改善率は両群で有意差は認められなかった。
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