特集 一人の診察であわてないために!病状と検査結果から導き出す確定診断のコツ
救急外来(急性冠症候群) rule-out 急性冠症候群を確実に除外するには4時間?2時間?それとも1時間?さまざまなプロトコールをどう活用するか?
小中 理大
1
,
本間 洋輔
1東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科
キーワード:
Troponin
,
病院救急医療サービス
,
鑑別診断
,
リスク評価
,
急性冠動脈症候群
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Emergency Service, Hospital
,
Troponin
,
Risk Assessment
,
Acute Coronary Syndrome
pp.39-42
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018029935
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外来における胸痛患者の帰宅判断は悩ましいことが多い。そのために,個々の症例につい てリスク評価を行い,マネジメントする必要がある。重要なのは,患者の主訴である胸部 症状は急性冠症候群(acute coronary syndrome;ACS)によるものかどうか(ACS probability)と,ACSであったとしたら,その短期予後はどうかであり,それを考慮して 最終的なdispositionを決定しなければならない。
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