特集 症候別画像診断プロトコル
技術的解説 メーカー推奨シーケンスはどのように決められるのか CT 頭頸部、胸腹部、CTA シーメンスヘルスケア
藤原 知子
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1シーメンスヘルスケア ダイアグノステックイメージング事業本部CT事業部
キーワード:
X線CT
,
放射線防護
,
患者中心医療
,
診断用機器
,
ワークフロー
Keyword:
Radiation Protection
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Patient-Centered Care
,
Diagnostic Equipment
,
Workflow
pp.215-220
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019184064
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シーメンスヘルシニアーズが撮影プロトコルを 考える際,根幹となるコンセプトは,“precision medicine”である。被検者本人の状態や病期に対 する検査目的は個々に異なり,それぞれに求め られるプロトコルは画一的なものではないと考 える(図1)。“precision medicine”というと「遺伝 子治療」などのキーワードが連想されるが,「画 像診断」における“precision medicine”とは,従 来の“personalized medicine/個別化医療”や “personalized low dose”の延長上にあるテーマ としてとらえている。また,その根本には「必 要な方に,必要なタイミングで,必要な検査を」 という大命題がある。
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