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CT dose control 総論 CT診断参考レベルを考える
竹井 泰孝
1
1川崎医療福祉大学 医療技術学部診療放射線技術学科
キーワード:
X線CT
,
放射線量
,
放射線防護
,
アメリカ
,
日本
,
ヨーロッパ
Keyword:
Europe
,
Japan
,
Radiation Protection
,
Radiation Dosage
,
United States
,
Tomography, X-Ray Computed
pp.1310-1311
発行日 2019年11月26日
Published Date 2019/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2020043027
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わが国の診断参考レベ ルの設定経緯と概要
診断参考レベル(diagnostic reference level; DRL)は著しく高い患者線量の出現を減らすこ とを目的に設定されるが,患者個々の線量を制 限するものでなく,医療の必要性があれば超過 することも容認される。DRLは調査で得られた 線量分布の75パーセンタイル値で設定されるこ とが多く,各医療機関は自施設の放射線検査で 用いる線量の代表値とDRLを比較し,代表値が 上回っていれば線量低減可能性の検討が求めら れる。
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