整形トピックス
成人脊柱変形に対する三次元歩行動作解析
三浦 紘世
1
,
朝田 智之
1
,
門根 秀樹
2
,
國府田 正雄
1
,
山崎 正志
1
1筑波大学整形外科
2筑波大学附属病院未来医工融合研究センター
pp.1380-1380
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei73_1380
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1.目 的
成人脊柱変形(ASD)では立位保持や歩行によりバランス障害の症状が悪化しやすいが,一時の立位での単純X線アライメントによる評価が広く用いられている.筆者らは,ASDに対して三次元歩行動作解析を行い,歩行により脊椎骨盤矢状面バランスはさらに悪化することを報告した1).そこで,本研究では歩行時の脊椎矢状面バランスの変化に関連する要素として体幹筋に着目し,体幹筋群の脂肪変性について評価した.
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