特集 高齢者脊椎疾患の診断・治療の最近の進歩
脊柱アライメント異常 首下がりと腰椎変性後側彎症に対する三次元歩行動作解析
三浦 紘世
1
,
門根 秀樹
,
國府田 正雄
,
安部 哲哉
,
山崎 正志
1筑波大学 医学医療系整形外科
キーワード:
胸椎
,
筋電図
,
鑑別診断
,
脊柱管狭窄
,
脊柱後彎症
,
脊柱側彎症
,
腰椎
,
脊椎症
,
歩行困難
,
首下がり病
,
歩行分析
Keyword:
Gait Analysis
,
Diagnosis, Differential
,
Electromyography
,
Lumbar Vertebrae
,
Kyphosis
,
Scoliosis
,
Thoracic Vertebrae
,
Spinal Stenosis
,
Mobility Limitation
,
Spondylosis
pp.76-87
発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017405458
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Summary
高齢者の脊柱変形である首下がりと腰椎変性後側弯症に対して,独自に開発した筋電図計測を同 期させた三次元歩行動作解析を平地連続歩行負荷において行った。従来の静的な評価である画像 診断に加えて,本解析により脊柱変形におけるアライメントや筋活動の動的な変化を評価するこ とで,症例ごとの病態の差異を捉え,術式選択をより的確に行える可能性が示された。
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