Japanese
English
経験と考察
超初期腰椎疲労骨折の経時的変化
Temporal radiologic change of very-early stage of lumbar stress fractures(spondylolysis)
兼子 秀人
1
,
村上 元庸
1
H. Kaneko
1
,
G. Murakami
1
1村上整形外科クリニック
1Murakami Orthopaedic Clinic, Koka
キーワード:
lumbar stress fracture
,
spondylolysis
,
early stage
,
stress reaction
,
sports activity
Keyword:
lumbar stress fracture
,
spondylolysis
,
early stage
,
stress reaction
,
sports activity
pp.849-851
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_849
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は じ め に
腰椎疲労骨折の早期診断はMRIが有用であるが,骨折の進行度評価に関してはCTのほうが優れている.しかし,MRIによって診断されたもののなかには骨折線が明らかでない場合もあり,横断像分類では超初期,分離前期など1,2),矢状断像では大場分類3)の0型やⅠa型に分類されており,骨折が生じる前の状態と考えられているが,経時的な変化について検討した報告は少ない.われわれは,骨折線が生じていない症例における経時的変化について検討したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020