特集 どんと来い,肺がん診療―それぞれの立場で患者を支えるために
[Chapter 1] 肺がんup to date:どんと来い,最新の診断と治療
[Tea Break]EGFRエクソン20挿入変異
高倉 敏彰
1
1橋本市民病院 呼吸器内科
pp.199-199
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika135_199
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上皮増殖因子受容体(EGFR)変異は非小細胞肺がん(NSCLC)でみられるドライバー遺伝子異常のなかで約30%と最も多く,そのうちエクソン19の部分欠失(エクソン19del)とエクソン21のL858R点突然変異(L858R)が約85%を占める.エクソン20挿入変異はこれらに次いで3番目に多く,EGFR変異のなかでは4~10%と報告されている1).
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