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今月の特集1 分子病理診断の進歩
EGFR
EGFR
柴田 典子
1
,
谷田部 恭
2
1愛知県がんセンター中央病院臨床検査部遺伝子病理検査科
2愛知県がんセンター中央病院遺伝子病理診断部
キーワード:
EGFR
,
チロシンキナーゼ阻害剤
,
耐性変異
Keyword:
EGFR
,
チロシンキナーゼ阻害剤
,
耐性変異
pp.248-255
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103359
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■EGFRは膜貫通型受容体であり,リガンドが結合することで活性が高まり,細胞の分化増殖,アポトーシスの抑制が起こる.
■肺癌特異的な変異が知られており,変異のある症例ではEGFRチロシンキナーゼ阻害剤の奏功率が高い.ただし,変異によっては不応性のものもある.
■検査に使用可能な検体が限られるため,検体の質,検査方法の特徴を考慮したうえでの結果解釈が重要.
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