特集 どんと来い，肺がん診療―それぞれの立場で患者を支えるために
［Chapter 1］ 肺がんup to date：どんと来い，最新の診断と治療
［Tea Break］微小残存病変（MRD）解析の今後
唐崎 隆弘
1
1虎の門病院 呼吸器センター外科
pp.223-223
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika135_223
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［1］MRD解析とは
血液中に存在するDNA（cell-free DNA：cfDNA）のうち，腫瘍由来のDNAを循環腫瘍DNA（circulating tumor DNA：ctDNA）とよぶ．根治治療後にctDNAを検出した場合，体内に微量な腫瘍細胞が残存すると考えてよく，このようなctDNA解析を微小残存病変（minimal residual disease，molecular residual disease：MRD）解析とよぶ．
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