特集 老年栄養―高齢者の低栄養,フレイル,サルコペニア
老年栄養を極める
嚥下調整食の種類と特徴
上島 順子
1
1NTT東日本関東病院 栄養部
キーワード:
国際嚥下障害ダイエット標準化イニシアチブ(IDDSI)
,
嚥下調整食学会分類2021
,
栄養素密度
,
食事の見た目
Keyword:
国際嚥下障害ダイエット標準化イニシアチブ(IDDSI)
,
嚥下調整食学会分類2021
,
栄養素密度
,
食事の見た目
pp.247-251
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika130_247
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
▪嚥下調整食は摂食嚥下障害者の治療戦略の一つであり,摂食嚥下障害者の栄養管理には欠かせない.
▪リハビリテーションの手段としても用いられるため,物性を含め安定した形態が求められる.
▪適切に調整された嚥下調整食は摂食嚥下障害者の栄養状態を改善させる.
▪栄養価,味,見た目がよく調理の手間のかからない嚥下調整食が期待されている.
© Nankodo Co., Ltd., 2022