Japanese
English
特集 摂食嚥下障害に対するリハビリテーション医学・医療The Cutting Edge
7 嚥下調整食に関する最新の動向
Latest Trends in Japanese Dysphagia Diet
藤谷 順子
1
Junko Fujitani
1
1国立国際医療研究センターリハビリテーション科
キーワード:
嚥下調整食
,
学会分類2021
,
発達期嚥下調整食
,
とろみ調整用食品
,
えん下困難者用食品
Keyword:
嚥下調整食
,
学会分類2021
,
発達期嚥下調整食
,
とろみ調整用食品
,
えん下困難者用食品
pp.912-917
発行日 2022年9月18日
Published Date 2022/9/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 嚥下調整食については,日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013の公表後,公的に認められるようになりつつある.その後,発達期嚥下調整食分類2018および,学会分類2013の改訂版である嚥下調整食分類2021が公表されている.嚥下調整食の分類では形態を分類しているが,実際には味や外観,バリエーションなどのおいしさと,高栄養であることが重要である.そして,嚥下調整食をただ提供するのではなく,食べている様子の観察なども行って適切に選択したり訓練を追加するなど,リハビリテーション医療の視点から嚥下調整食を利用することが重要である.
Copyright © 2022, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.