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特集 イメージング・ナビゲーション技術の現状と未来
IV. 肝胆膵
4.肝門部領域胆管癌手術における術前シミュレーションと手術ナビゲーション
Simulation and navigation for perihilar cholangiocarcinoma
藪下 泰宏
1
,
松山 隆生
1
,
豊田 純哉
1
,
油座 築
1
,
菊地 祐太郎
1
,
三宅 謙太郎
1
,
澤田 雄
1
,
本間 祐樹
1
,
遠藤 格
1
Y. Yabushita
1
,
R. Matsuyama
1
,
J. Toyoda
1
,
K. Yuza
1
,
Y. Kikuchi
1
,
K. Miyake
1
,
Y. Sawada
1
,
Y. Homma
1
,
I. Endo
1
1横浜市立大学消化器・腫瘍外科
キーワード:
肝門部領域胆管癌
,
術前シミュレーション
,
術中ナビゲーション
Keyword:
肝門部領域胆管癌
,
術前シミュレーション
,
術中ナビゲーション
pp.86-92
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_86
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肝門部領域胆管癌はR0切除が根治をめざせる唯一の治療法である.R0切除を達成するためには,肝門部脈管の解剖学的位置関係,腫瘍の進展を術前に把握する必要がある.Multi-detector row CT(MDCT)から構築した3D画像は脈管の位置関係を把握することを容易にし,術前のシミュレーションを行うにあたり重要な役割をはたす.3D画像から術式に合わせた解剖学的特徴を把握したうえで,手術中にも3D画像を用いてナビゲーションを行いながら手術を行うことで安全な手術につなげることができる.
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