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特集 血管再建を伴う高難度肝胆膵外科手術
5．肝門部胆管癌に対する門脈合併切除を伴う右三区域切除
Right trisectionectomy with with combined portal vein resection for hilar cholangiocarcinoma
三宅 謙太郎
1
,
松山 隆生
1
,
大田 洋平
1
,
奥津 康子
1
,
津村 祥子
1
,
油座 築
1
,
阿部 有佳
1
,
高橋 智昭
1
,
藪下 泰宏
1
,
澤田 雄
1
,
本間 祐樹
1
,
遠藤 格
1
K. Miyake
1
,
R. Matsuyama
1
,
Y. Ota
1
,
Y. Okutsu
1
,
S. Tsumura
1
,
K. Yuza
1
,
Y. Abe
1
,
T. Takahashi
1
,
Y. Yabushita
1
,
Y. Sawada
1
,
Y. Homma
1
,
I. Endo
1
1横浜市立大学消化器・腫痬外科
キーワード：
肝門部胆管癌
,
右三区域切除
,
門脈合併切除
Keyword:
肝門部胆管癌
,
右三区域切除
,
門脈合併切除
pp.135-143
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_135
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肝門部胆管癌に対する肝右三区域＋尾状葉切除術は，もっとも大量の肝切除を伴う術式である．肝右三区域切除は肝不全をはじめとした術後合併症発生率が非常に高率であり，血行再建を伴う場合その手術難易度はさらに高度となるため，慎重な症例選択のもとに限られた専門施設で施行されるべき術式である．本稿では，肝門部胆管癌に対する肝右三区域＋尾状葉切除術の適応，周術期管理，手術手技に関して，当科で経験した症例を提示しながら概説する．
© Nankodo Co., Ltd., 2023
