Japanese
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特集 胆道癌治療の最前線
II. 各論
10.肝門部領域胆管癌術後合併症の対処法
Postoperative complications of perihilar cholangiocarcinoma
藪下 泰宏
1
,
松山 隆生
1
,
松木 裕輝
1
,
高橋 智昭
1
,
清水 康博
1
,
三宅 謙太郎
1
,
澤田 雄
1
,
本間 祐樹
1
,
遠藤 格
1
Y. Yabushita
1
,
R. Matsuyama
1
,
H. Matsuki
1
,
T. Takahashi
1
,
Y. Shimizu
1
,
K. Miyake
1
,
Y. Sawada
1
,
Y. Homma
1
,
I. Endo
1
1横浜市立大学消化器・腫瘍外科
キーワード:
肝門部領域胆管癌
,
術後合併症
,
術後肝不全
Keyword:
肝門部領域胆管癌
,
術後合併症
,
術後肝不全
pp.172-176
発行日 2022年2月1日
Published Date 2022/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_172
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肝門部領域胆管癌は,切除のみが根治をめざせる唯一の治療法であるものの,肝外胆管切除を伴う片葉切除以上の肝切除術を基本術式としており,高侵襲手術となる.そのため術後合併症の発生そのものをなくすことは不可能であるが,発生した合併症を重篤化させず致死的なものにしないことが重要であり,術前からのリスク管理,術中の丁寧な操作,術後の合併症の早期発見・早期対応が必要となる.
© Nankodo Co., Ltd., 2022