Japanese
English
特集 肝胆膵外科手術における術中トラブルシューティング
I. 肝臓
3.腹腔鏡下・ロボット支援下肝切除術における離断面出血への対処法
Bleeding control and hemostatic procedure during laparoscopic and robotic liver resection
岡田 嶺
1
,
伊藤 悠子
1
,
松本 悠
1
,
木村 和孝
1
,
梶原 庸二
1
,
石井 淳
1
,
前田 徹也
1
,
土屋 勝
1
,
大塚 由一郎
1
R. Okada
1
,
Y. Ito
1
,
Y. Matsumoto
1
,
K. Kimura
1
,
Y. Kajiwara
1
,
J. Ishii
1
,
T. Maeda
1
,
M. Tsuchiya
1
,
Y. Otsuka
1
1東邦大学医療センター大森病院消化器センター外科
キーワード:
腹腔鏡下・ロボット支援下手術
,
肝切除
,
肝腫瘍
,
血管損傷
Keyword:
腹腔鏡下・ロボット支援下手術
,
肝切除
,
肝腫瘍
,
血管損傷
pp.874-880
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_874
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
腹腔鏡下・ロボット支援下肝切除(L・RLR)における止血操作は,もっとも重要な基本的手技として習得されるべきである.術中大量出血はL・RLRの低侵襲性を損なう合併症であり,安全で確実なL・RLRを行うための出血制御方法について熟知することはチームのレベルを一段階上げるための一つと考える.本稿では,われわれの教室で共通認識としている出血制御の重要点,および適切な止血方法を述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2023