Japanese
English
特集 肝胆膵外科領域のロボット支援下・腹腔鏡下手術
I. 肝臓
1.腹腔鏡下肝切除の導入―体位,デバイス選択
Introduction to laparoscopic liver resection:position, device selection
伊藤 悠子
1
,
大塚 由一郎
1
Y. Ito
1
,
Y. Otsuka
1
1東邦大学一般・消化器外科
キーワード:
腹腔鏡下肝切除
,
体位
,
デバイス
Keyword:
腹腔鏡下肝切除
,
体位
,
デバイス
pp.1257-1262
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1257
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
腹腔鏡下肝切除は肝腫瘍に対する根治性と低侵襲性を提供しうる外科治療であり,わが国では2010年度に腹腔鏡下肝部分切除および肝外側区域切除が保険収載され,以後急速に普及してきた.本術式を安全に行うためには好ましい適応症例・術式を基本とし,体位とトロカール挿入から術野の確保と展開,手術器具の選択と出血制御,トラブルシューティングなどにいたる基本技術の習得が必須である.本稿では腹腔鏡下肝切除の体位,デバイスの選択の詳細について述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2024