必読 最新の肝切除(その2)
腹腔鏡下肝切除のABC
石井 淳
1
,
大塚 由一郎
,
金子 弘真
1東邦大学医療センター大森病院 消化器センター外科
キーワード:
肝切除
,
空気塞栓症
,
人工気腹
,
腹腔鏡法
,
失血-外科
,
用手補助腹腔鏡下手術
Keyword:
Embolism, Air
,
Hepatectomy
,
Pneumoperitoneum, Artificial
,
Laparoscopy
,
Blood Loss, Surgical
,
Hand-Assisted Laparoscopy
pp.490-493
発行日 2010年5月1日
Published Date 2010/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010193453
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腹腔鏡下肝切除を完遂するには出血の制御が重要である。そのためには内視鏡下手術機器の特性を活かし、切離層に応じた実質切離と慎重な脈管処理を行う必要がある。また病変の部位や手術時の状況によって適した術式を選択することも重要であり、完全腹腔鏡下手術や、同程度の低侵襲性手術と考えられる腹腔鏡補助下手術、hand-assisted laparoscopic surgery(HALS)がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2010