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特集 原発性肝癌診療ガイドラインを読み解く
II. 肝内胆管癌診療ガイドライン2021年版
1.肝内胆管癌診療ガイドライン2021年版策定のポイント
Fundamental points of the clinical practice guidelines for intrahepatic cholangiocarcinoma 2021
久保 正二
1
,
新川 寛二
1
S. Kubo
1
,
H. Shinkawa
1
1大阪公立大学肝胆膵外科
キーワード:
肝内胆管癌
,
診療ガイドライン
,
GRADEシステム
Keyword:
肝内胆管癌
,
診療ガイドライン
,
GRADEシステム
pp.969-973
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_969
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肝内胆管癌の基本的事項に関するbackground statements(BS)と,診断および治療に関するclinical questions(CQ)およびclinical topicsから構成される肝内胆管癌診療ガイドライン2021年版が出版された.本ガイドラインではエビデンスとコンセンサスに基づき,肝内胆管癌のうち腫瘤形成型およびその優越型に対する基本となる情報,診断法と治療法を提示することを目的とした.エビデンスレベルはgrading of recommendations assessment,development and evaluation(GRADE)システムの考え方を参考に,研究デザイン,その内容,質,バリアンスリスクを含めて評価後,推奨文と解析を作成し,推奨の程度を決定した.今後,新たなエビデンスの構築と蓄積により,より充実した内容となることが期待される.
© Nankodo Co., Ltd., 2022