Japanese
English
特集 専門医必携 新外科手術書―新しい手術手技のエッセンス
VI. 腹壁
1.種々のメッシュを用いた鼠径ヘルニアに対する前方アプローチ手術手技
Open inguinal hernia repair with several types of pre-shaped mesh devices
宮崎 恭介
1
K. Miyazaki
1
1みやざき外科・ヘルニアクリニック
キーワード:
形状付加型メッシュ
,
鼠径部切開法
,
鼠径部ヘルニア分類
Keyword:
形状付加型メッシュ
,
鼠径部切開法
,
鼠径部ヘルニア分類
pp.564-569
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_564
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
最新の内視鏡外科手術に関するアンケート調査によると,2017年には31,698例の鼠径部ヘルニア手術が行われている.その内訳は腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP,TEP)14,540例,種々のメッシュによる鼠径部切開法15,629例,組織縫合法652例,その他877例であった1).現在の日本においては,種々のメッシュによる鼠径部切開法が約半分の症例で行われていることになる.
© Nankodo Co., Ltd., 2021