Japanese
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特集 ヘルニアに対する最新の外科治療
I. 鼠径部ヘルニア関連
5.鼠径部ヘルニアの日帰り手術の注意点
Key points of day surgery for groin hernia repair
宮崎 恭介
1
K. Miyazaki
1
1みやざき外科・ヘルニアクリニック
キーワード:
鼠径部ヘルニア
,
日帰り手術
,
鼠径部切開法
Keyword:
鼠径部ヘルニア
,
日帰り手術
,
鼠径部切開法
pp.1088-1093
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1088
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日帰り手術(day surgery)とは患者が同一の日に入院,手術,退院をすることであるが,広義においては,患者が入院してから24時間以内に退院する1泊2日の入院手術(overnight surgery)も日帰り手術である.
日帰り手術が適応となる術式としては,各種の鼠径部切開法,transabdominal preperitoneal repair(TAPP)法,totally extraperitoneal repair(TEP)法など,あらゆる術式で日帰り手術が可能である.注意点としては,術後出血をきたさないことである.
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