Japanese
English
特集 ロボット手術の現状と展望
II. 各論
7.肝臓手術
Current status and future of robotic liver resection
國土 貴嗣
1
,
石沢 武彰
1
,
長谷川 潔
1
T. Kokudo
1
,
T. Ishizawa
1
,
K. Hasegawa
1
1東京大学肝胆膵外科,人工臓器移植外科
キーワード:
ロボット支援下肝切除術
,
腹腔鏡下肝切除術
,
メタ解析
Keyword:
ロボット支援下肝切除術
,
腹腔鏡下肝切除術
,
メタ解析
pp.937-940
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_937
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腹腔鏡下肝切除術は近年急速に普及してきており,最近のメタ解析では開腹肝切除と比較して短期成績に関しては出血量の低下,合併症率の低下,入院日数の短縮などの利点があると証明されてきている.ロボット支援下肝切除術の短期成績に関する報告は世界的には増加傾向であるが,国内ではごく一部の限られた施設で行われているにすぎない.ロボット手術の腹腔鏡手術と比較した手術コストの増加を上回るメリットを証明していくことが,今後重要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2018