特集 ロボット支援肝胆膵外科手術における手術デバイスの選択とその使い方
Ⅰ.総論 3)ロボット支援肝切除術の肝離断操作における手術デバイスの選択と使い方
勅使河原 優
1
,
若林 大雅
2
,
贄 裕亮
2
,
Federico Gaudenzi
2
,
若林 剛
2
1上尾中央総合病院外科
2上尾中央総合病院外科/同 肝胆膵疾患先進治療センター
キーワード:
ロボット支援下肝切除術
,
肝離断
,
デバイス
Keyword:
ロボット支援下肝切除術
,
肝離断
,
デバイス
pp.1449-1456
発行日 2024年8月15日
Published Date 2024/8/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004024
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わが国では2022年4月にロボット支援肝切除が保険収載となった。ロボット支援肝切除の導入にあたっては,術者条件(表1)1)と施設規準・条件(表2,3)1, 2)を満たす必要があり,十分な準備が必要である。また,現時点ではロボット支援肝切除の保険点数は腹腔鏡下肝切除と同等であり,ランニングコストを考慮すると高額である。運用体制に関しても十分に検討したうえで導入する必要があると考える。
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