Japanese
English
特集 肝胆膵外科領域のロボット支援下・腹腔鏡下手術
I. 肝臓
4.肝離断法2―ロボット支援下肝切除術におけるクランプクラッシュ法
Four clamp-crush techniques in robot assisted liver resection
菊地 晃司
1
,
新田 浩幸
1
,
片桐 弘勝
1
,
梅邑 晃
1
,
武田 大樹
1
,
安藤 太郎
1
,
天野 怜
1
,
川島 到真
1
,
木村 拓
1
,
佐々木 章
1
K. Kikuchi
1
,
H. Nitta
1
,
H. Katagiri
1
,
A. Umemura
1
,
D. Takeda
1
,
T. Ando
1
,
S. Amano
1
,
T. Kawashima
1
,
T. Kimura
1
,
A. Sasaki
1
1岩手医科大学外科
キーワード:
ロボット支援下肝切除術
,
clump crush method
,
低侵襲手術
Keyword:
ロボット支援下肝切除術
,
clump crush method
,
低侵襲手術
pp.1278-1281
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1278
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近年,ロボット支援下肝切除術の報告が増加している.腹腔鏡下肝切除術では肝実質離断においてさまざまなエネルギーデバイスが使用されるが,現時点においてロボットアームに装着できるエネルギーデバイスは存在しない.われわれはこれまで腹腔鏡下肝切除術の際にクランプクラッシュ法を用いて肝実質離断を行ってきた.腹腔鏡下肝切除術で行っている4種類のクランプクラッシュ法をロボット支援下肝切除術に応用することで腹腔鏡手術からロボット手術への移行をスムーズに行うことができたと考えている.本稿ではわれわれが行っているロボット支援下肝切除術における4種類のクランプクラッシュ法について解説する.
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