Japanese
English
症例
楕円型ダイレクトクーゲルパッチを用いて体表アプローチにより修復した特発性上腰ヘルニアの1例
A case of idiopathic superior lumbar hernia repaired by open approach using a oval type Direct Kugel Patch
大田 多加乃
1
,
濱洲 晋哉
1
,
西躰 隆太
1
,
西川 泰代
1
,
小西 小百合
1
,
間中 大
1
T. Ohta
1
,
S. Hamasu
1
,
R. Nishitai
1
,
Y. Nishikawa
1
,
S. Konishi
1
,
D. Manaka
1
1京都桂病院消化器センター外科
キーワード:
特発性上腰ヘルニア
,
体表アプローチ
,
ダイレクトクーゲルパッチ
Keyword:
特発性上腰ヘルニア
,
体表アプローチ
,
ダイレクトクーゲルパッチ
pp.1078-1081
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1078
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はじめに 腰部における解剖学的脆弱部位として,上腰三角(Grynfelt-Lesshaft’s triangle)と下腰三角(Petit’s triangle)が知られている.まれに同部位にヘルニアが生じることがあるが,現段階では標準的術式として確立されたものはない.近年,腹腔鏡手術により修復した症例も散見されるが,体表アプローチがより有効と考えられた1例を経験したため報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018