Japanese
English
症例
腹腔鏡下ヘルニア修復術を施行した特発性上腰ヘルニアの1例
A case of idiopathic superior lumbar hernia repaired with a Bard ventralight ST during a laparoscopic procedure
坂本 龍之介
1
,
久我 貴之
1
,
重田 匡利
1
,
矢野 由香
1
R. Sakamoto
1
,
T. Kuga
1
,
M. Shigeta
1
,
Y. Yano
1
1長門総合病院外科
キーワード:
特発性上腰ヘルニア
,
腹腔鏡下ヘルニア修復術
Keyword:
特発性上腰ヘルニア
,
腹腔鏡下ヘルニア修復術
pp.1287-1290
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1287
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はじめに 上腰ヘルニアは上腰三角から脱出する腹壁ヘルニアの一つで,比較的まれな疾患である1).症例数が少なく,標準術式が確立されていないため,施設によってさまざまな術式で治療されていた2).近年メッシュを用いたtension free修復術が増加している3).今回われわれは,特発性上腰ヘルニアに対して癒着防止剤付きメッシュを用いた腹腔鏡下ヘルニア修復術を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020